北の風景   

石山緑地

札幌秘境
この表題はIT企業の集積した「サッポロバレー」を立ち上げた、情報メディア工学が専門の北海道大学名誉教授である青木由直(よしなお)氏の著書に札幌秘境百選と云うのがあるが、そこから拝借した。

おっさんは100選とはいかないが、おっさんなりに好みの場所もある。
既に、紹介済みの処もあるが、雪が降り出す前に時々紹介しよう。
今日は石山緑地
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「石山緑地」は支笏湖に向かう国道453号沿いに位置し、かっては北海道の重要な建築資材であった札幌軟石(大谷石のような石)の採石場跡を公園にした緑地である。
見晴らしの良い“北ブロック”と、岩肌が露出した特異な景観を持つ“南ブロック”からなる公園である。
 南ブロックは、古代ローマ遺跡を思わせる「ネガティブマウンド」、「午後の丘」など、道内在住彫刻家達の発想を取り入れたユニークな空間で、札幌軟石の石切り場跡として「ふるさと文化百選」にも選ばれた。
実際にここを使って石山緑地芸術祭というイベントが行われていたこともあった。
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ここで切り出されていた札幌軟石は、樽前山や恵庭岳の噴火による支笏湖火砕流堆積物が岩になったものだそうだ。
要するに、火山灰が固まったものである。
写真のネガティブ.マウンドはその岩石が地上に顔を出していた所である。
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今でも、札幌やその周辺都市には札幌軟石を使った歴史的建造物が多く残っている。
以前、紹介した大通り公園の女神テミスのある札幌市資料館もその一つであり、国道453号線のこの緑地入り口の石山郵便局は当時のままの状態で現在も使われている。
by gandeji2 | 2007-08-31 16:04 | サッポロ散歩